Asagi's Art News





午後ティーな気分 ~ なつの常設展示2006年09月10日 08時46分51秒

日差しが柔らかくなってきました。午後のひと時、東京の散歩も楽しいものです。三越前から日本橋を渡り、高島屋を抜けてるとブリヂストン美術館があらわれます。最近、このブリヂストン美術館のカフェルームが雑誌に載っているようです。

3時過ぎでちょうどおやつの時間、本当なら絵画を見てからお茶にするのがいいと思います。しかし、今回は先に何かお腹に入れてたいと思い、まずはカフェの椅子に座りました。ここのカフェは、初めてでしたが通りに面したガラス窓から明かりが入りとても明るいカフェです。

キッチンは、飲み物とサンドイッチやデザート程度をを作れるぐらいの小さなスペースしかありません。そして、このカフェの自慢のフレスコ画が壁に3点飾られています。注文は、人気のサンドイッチが売り切れだったので、ハムのホットサンドとオレンジジュースを頼みました。

このとき、フレスコ画を説明する紙をくれるのが、心憎いサービスです。お値段は少々お高いのですが、なかなかおいしいホットサンドを絵を見ながら頂けるのはとても嬉しいことです。お腹も満たされたので、肝心の展覧会場に行くことに・・。

Gogh02.jpg

この夏のブリヂストン美術館は、特別展示ではなく常設展でさりげなく開催しています。もともと、特別展でも展示数は少ない美術館ですから、久しぶりに友人にあうような感覚をいつも感じます。

印象派からはじまりエコール・ド・パリ、シュルレアリズム、抽象主義と古代ギリシャ、エジプトといつもの展示です。何点かはじめて見る作品があったりするのが楽しいです。絵は同じですが、そのときの気分や季節によってもその印象が変わってくるのが不思議です。

例えば、藤田の猫が妙に愛らしく思えたり、ビュッフェの赤と黒が凛々しく見えたり・・。絵画たちは、不変の時を語ります。それゆえ、移りいく自分の心を見つめるいい機会なのでしょう。

※ブリヂストン美術館

コメント

トラックバック