Asagi's Art News





デザートもね! ~ アート・スコープ2005/20062006年09月20日 01時05分51秒

この頃なぜか、美術館のカフェレストランに興味が出てきて、雰囲気とか、メニューとか、価格などチェックしています。つい先日もブリヂストン美術館のカフェに行ったことを展覧会の内容よりも多めに書いてしまいました。

本当は、日独4人のアーティストによるインスタレーションを見に原美術館に出かけたはずでしたが・・展覧会もさることながら、ここのカフェレストランもなかなかと思ってしまい困ったことになっています。

アート・スコープ

原美術館は、6ピースに分割された丸形チーズの1ピースのような形をしています。チーズと違うのは、輪郭部分に建物があって一辺が空いて中庭があることです。カフェレストランは、その中庭が見える形で曲線部分のところにテーブルが配置されています。

メニューは、イタリアン風のセットランチ、パスタ、何種類かのドリンクとお菓子のシンプルなものです。午後のお茶の時間を過ぎていたのですが、お昼がまだでしたのでパスタと紅茶を注文しました。パスタは、日替わりのようで、本日はツナとオーリブのトマトソースあえでした。

小ぶりのお皿にかなりの細めんのパスタが出てきました。でも、見た目よりも量があります。ツナは少し大きめで、ふだん食べている缶詰のものとは違っていました。オリーブオイルもさっぱりで黒オリーブの実がアクセントでたいへん美味しかったです。

紅茶もポットで来て、たぶんダージリンだと思いますが、香りもまずまずです。以前、来たときには、展覧会にあわせてデザートを作っていたの思いだし(今回は特別メニューはなし)、本当はデザートも食べたかったのですが、お腹がいっぱいであきらめることになりました。

それで、肝心の展覧会ですが、なんとなくおとなしい感じのする作品との印象です。ビデオインスタレーション、金属や雑貨を組み合わせたオブジェ、ヘッドホンをからの音のイメージと良くは出来ていますが、ここぞと言うインパクトが足りないような感じもします。

原美術館にある常設展示されているアーティストの作品と融合してしまうような弱い感じがしました。美術館のもつ独特の空間でスペースの使い方が難しいと思います。しかし、作品から受けたこの感じは、デザートを食べれなっかたのと同じように少し残念だと思います。

※原美術館

コメント

トラックバック