Asagi's Art News





さようなら ~ ソフィテル東京2007年02月10日 23時30分50秒

ネットニュースに「菊竹氏、黒川氏設計のホテル、経済情勢に勝てず短命に終わる」という記事を見つけました。このホテルとは、上野のソフィテル東京と六本木の六本木プリンスホテルのことです。前にも書きましたが、メタボリズムという建築思想にもとづいて設計された建物です。

独特のデザインで、存在自体に賛否が絶えませんでした。ですから、あさぎの好きなソフィテル東京もすごく目だっていました。バブルの塔とも言われていましたが、そのモミの木のような姿は、とても印象的です。

ソフィテル東京

そのニュースによると、昨年閉鎖が決まり解体になるそうです。一般には、立地条件が良くないのですが、あさぎにとっては、上野の美術館に近く上野公園を見渡せるすてきなホテルだったのですが・・残念です。

ひとつのフロワーは、4部屋と少なくリッチな気分にさせてくれます。室内は、落ち着きのあるインテリアでまとめられ、アメニティなども充実していました。2階にあるレストラン『プロバンス』は、カジュアルフレンチスタイルでスタッフも親切、礼儀も正しくて居心地が良かったです。

展覧会にあわせてお泊まりすると、至福な時間が過ごせるのでしたが、しかたがありません。最後ですのでお部屋から見えた上野公園を貼り付けてお別れとします。さようなら、ソフィテル東京。

ソフィテル東京

※日経BP
※建築マップ