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京都・ディスカバリーズⅤ ~ 下鴨神社2010年04月10日 00時27分35秒

出町柳駅から歩いて下鴨神社に向かいました。途中、豆大福の有名店「出町ふたば」に立ち寄りました。平日の午後にも関わらずなんで、あんなに人が並んでいるのか…流石としか言いようがありません。黒豆大福と桜もちを夜のおやつに良いお買い物が出来ました。

下鴨神社は、参道がとても長く立派な木々が並んでいました。参道に沿って小川が流れていてとても清らかな感じがしました。世界遺産にも登録されていることあり、参道はとてもきれいに行き届いています。ゆっくり歩いていると大きな朱塗りの鳥居が見えてきました。

下鴨神社1

正式には、賀茂御祖神社(かもみおやじんじゃ)と言って、賀茂別雷神社(上賀茂神社)とともに賀茂氏の氏神を祀る神社であったそうです。京都でも最古の神社であり、平安京の造営によりますます重要な神社になったと言われています。本殿には、賀茂建角身命(かもたけつぬみのみこと)と玉依媛命(たまよりひめのみこと)が祭られています。

鳥居と同じ朱塗りの桜門は、大きくて迫力があります。もっと暖かくなると手前にある大きな桜の木にたくさんの花が咲くことでしょう。桜門を入ると右手の奥の小川にかかる橋の前、梅の木がまだ花を付けていました。紅梅でとても可愛い梅の花でした。

下鴨神社2

朱色の桜門に比べ本殿は、厳かな感じのする落ち着いた茶色で統一されていました。干支ごとに社もありとてもにぎやか境内です。今年は寅年なので寅の社が真ん中にあり、それを囲むようにその他の干支の社があります。だから、本殿の参拝前につい自分の干支の社を探したりしてしまいます…

下鴨神社には、玉依媛命が鴨川で禊(みそぎ)をしているとき、上流より流れ来た丹塗(にぬり)の矢を拾い床においていたところ、矢が美しい男神になり、求婚され子供も授かったことから、縁結びの神様として実力が備わっているそうです。こういう言い伝えは古い歴史を感じると同時に、この先も長く続いていくのだと思います。

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