Asagi's Art News





アートの見方 ~ 六本木クロッシング2010展2010年05月01日 10時15分58秒

現代アートに対する発信を行っている六本木で行われている展覧会です。現代アートの可能性という意味で常に発信を行う必要があると言えます。そして、表現方法はさまざまであり、互いに影響し合い交差するとことから「クロッシング」となったそうです。

六本木クロッシング

アートの可能性という面から展覧会では、カメラでの撮影が可能になりました。撮影されたアートからさらに情報が広がり、新たな展開を期待しての試みと言われています。最初は撮影に夢中になるかも知れませんが、それが新たなアートの見方へと発展する可能性はあるように思います。

六本木クロッシング

六本木クロッシング

アートを記録することは、その時に感じたことを思い出したり、別の角度から見る場合に便利あると思います。また、作家による1次的な作品から、撮影により2次的な作品となる・・・これが何とも不思議な感覚であると思います。

六本木クロッシング

六本木クロッシング

インスタレーションなどの作品の一部を切り取ることが、新たなアートを創造する。そのルーチンを含めて作品と考えると、とても大きなアートの広がりを感じることができます。ある程度の制約はあるとしても、この効果はとても大きいものであるような気がします。

六本木クロッシング

六本木クロッシング

すべてのアートには不向きですが、このようなものもあることを広く知ってもらうために美術館は頑張ってほしいなと思います。美術館を訪れることが楽しいと思える人がたくさん増えることに期待したいと思います。

※森美術館(2010年3月20日~2010年7月4日)