Asagi's Art News





コンセプト ~ アーティスト・ファイル20112011年05月30日 23時48分36秒

アーティスト・ファイルは、六本木アートナイトにあわせて無料開放される新美術館の企画展との認識がありました。しかし、今年は地震の影響を受けて六本木アートナイトが延期(現状での開催の目処は立っていません)となり、足を運ぶのがだいぶ遅くなってしまいました。

アーティスト・ファイル

新美術館のスタッフが考える注目の現代アーティストは、賛否はあるとしても人気や実力を備えたアーティストには間違えないと思っています。エントリーされたのは、クリスティン・ベイカー(1975-)、バードヘッド(1979-)、タラ・ドノヴァン(1969-)、岩熊力也(1969-)、鬼頭健吾(1977-)、松江泰治(1963-)、ビョルン・メルフス(1966-)、中井川由季(1960-)の8人です。

将来的には、この中から現代アートを牽引するアーティストが出てくると思うのですが、今回の展覧会については、ちょっと印象が薄い感じがしました。個人が持っているポテンシャルは高いのですが、この8人が集まって何を見る人たちに言いたいのかが弱い感じがしました。これはアーティストの問題ではなく、企画をする美術館スタッフの問題なのかもしれません。

展示コンセプトのひとつに国籍や表現手段の多様性がありおもしろいのですが、個々の主張が強いため全体としてのまとまりがない…と言うよりは出来ないと思っています。また、作品の中には他のアーティストが用いた手法をどん欲に取り入れるのは良いのですが、突き抜け感が足りないと感じてしまうものもあります。同じ手法となるが、よりドラマティックであることが大事であるように思います。

もちろん、これは現代アートにとって常につきまとう問題であり、ビエンナーレやトリエンナーレでも同じようなことが起きているのも事実です。そこを上手く解決するのが美術館スタッフと思うのですが、厳しい注文であることは判っていますが頑張っていってほしいものです。

※国立新美術館(2011年3月16日~2011年6月6日)

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