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東京という街 ~ メグロアドレス 都会に生きる作家2012年03月29日 23時18分54秒

目黒区美術館は、独特の企画を行う注目すべき美術館のひとつなのです。今回の『メグロアドレス』は、目黒という地域がファッションや音楽、デザインの発信地であることを意識して、それにふさわしい若いクリエイターたちの作品を集めたようです。

メグロアドレス

一般的に目黒のイメージは、おしゃれな街、住みたい街として人気があります。商業施設、住環境ともに憧れの街とてステイタスも高く、美術館もたくさんあり文化的な香りも十分にあります。そのような街に対して、クリエイターはどのように表現するのか興味のあるところです。

メグロアドレス

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参加クリエイターは7人。青山悟(1973-)+平石博一(1948-)はビデオインスタレーション、今井智己(1974-)は写真、須藤由希子(1978-)と南川史門(1972-)は絵画、長坂常(1971-)は建築、保井智貴(1974-)は彫刻、とさまざまな手法からアプローチをしています。

メグロアドレス

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目黒のイメージもまたさまざまですが、ひとつ判ったのは出てきたイメージを東京にある別の街に置き換えても変わらないのかもしれないということです。特徴があるようでない…それは東京という街なのかもしれません。

メグロアドレス

※目黒区美術館(2012年2月7日~2012年4月1日)