Asagi's Art News





祝入選 ~ 第30回 上野の森美術館絵画大賞展2012年05月05日 23時40分56秒

あさぎのことでないのですが、嬉しい知らせがありました。同じ絵画教室で一緒に勉強をしてる方(…と言っても、実力の差はかなりあります)が上野の森美術館絵画大賞で入選しました。そこで、その雄志を見に上野の森に向かいました。

上野の森美術館絵画大賞展

上野の森美術館絵画大賞は、フジ・サンケイグループが主催する30回を記念する歴史のある公募展です。かなりの強者が集まると思われ、受賞記念であるにも関わらず、鑑賞のみ許された(関係者でもカメラ等で撮影が出来ない)展覧会となっていました。

大賞作品は、やはりと言うか…昨年の大津波をテーマしたもので、何とも複雑な想いがあります。その他の作品も雰囲気が暗めとなっている感はありましたが、レベルの高い作品が数多いと思います。

入選した森川さんは、とても優しい方で教室では具象画になるのですが、手がける作品は抽象画になります。今回も多くの具象画の中、さわやかな抽象画として選ばれたと分析しています。

あさぎも力試しに公募展も良いななどと思ったりもしましたが、まだ作品がないので何とも出来ない状況に気が付きました。それにしても、嬉しいニュースであり、改めて ”森川さん 祝入選 おめでとう”とエールを送りたいと思います。

※上野の森美術館(2012年4月28日~2012年5月10日)

青い光 ~ 東京ホタル2012年05月07日 22時50分19秒

すでに関西で実施されたインスタレーションを東京でも実施すると聞き、とても楽しみしていました。水に浮くLED灯を河に流すという、単純ですがその数は10万個。ひとつの光は小さくても、10万個も集まるとしたら…

河が青い光で染まり、まさに東京ホタルという光景になると期待していました。当日の人出はものすごいもので、橋の上などは移動すらままならい状況でした。ちなみに、LED灯はパナソニックが提供しています。あの東京スカイツリーと同じです。

東京ホタル3

東京ホタル4

新タワー見参 ~ 東京スカイツリー2012年05月10日 02時26分20秒

東京ホタルのインスタレーションに合わせ、初のイルミネーション点灯となった東京スカイツリーを近くで見上げてみました。あの小さなホタルたちと同じ青い光に包まれて、新タワー見参というような出で立ちなのかもしれません。

LEDが使われているため、本当はどんな色にも変化できるそうですが、本営業ではこの青と紫の2パターンで輝くようです。しかし、本当に大きなタワーです。この光がみんなの希望の光になるよう、心から願いたいと思います。

東京ホタル1

保護 ~ ボストン美術館展2012年05月22日 23時47分01秒

”維新”という言葉を使う人は、すべてことを変革しようとするのですが、変革すべきことと変革させてはいけないことを曖昧にしがちです。これは、明治維新においても同じで、現在も同じことが繰り返されています。

ボストン美術館展

明治維新は、神仏分離令により結果として廃仏毀釈運動がおこり、多くの貴重な仏像などが失われていきました。それに、同調するように日本美術に対しても、西洋文化に劣るもの、排斥すべきもののレッテルを貼ってしまいました。

しかし、日本美術の危機に立ち向かったのが、岡倉天心(1863-1913)やアーネスト・フランシスコ・フェノロサ(1853-1908)だったのです。日本中で危機にあった美術品の保護をして、現在あるボストン美術館展の日本コレクション収集に貢献しました。

美術品の海外流出をマイナスに捕らえる人もいるますが、その国での保護が出来なければ、人類共通の財産として別の国で管理していくことも大事なことと思っています。もちろん、戦争などによる略奪は、別に考える必要があるますが…

複雑な経緯はあるのですが、歳月を経て再びふるさとの日本で、彼らにとって未来の日本人との対面は、重要な意味があると思います。過去を知り、現在を知ることのきっかけになれば良いとも思います。

ボストン美術館展
曽我蕭白「雲龍図(部分)、1763」

さて、展覧会では本当にすごいものがいくつもありました。例えば、『吉備大臣入唐絵巻(平安時代)』、『松島図屏風(尾形光琳:1658-1716)』、『雲龍図(曽我蕭白:1730-1781)』などは、説明抜きでびっくりする作品です。

そうか、こんな作品があったのか…作品にふれ合うことなしには感じることが出来ない大切な瞬間です。しかし、この想いを感じる瞬間を与えてくれたのは、想いを同じとして多くの偉人たちなのです。

※東京国立博物館(2012年3月20日~2012年6月10日)